カラーバターは、トリートメントのように髪をケアしながらカラーを楽しめるアイテムとして人気を集めています。
しかし、黒髪に使う場合は発色や色持ちに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、黒髪にカラーバターを使う際の注意点などを詳しくご紹介します。
カラーバターを黒髪に使う際の注意点
カラーバターは髪へのダメージが少ない反面、黒髪だと鮮やかな色は出にくいという点があります。
一般的にハイトーン髪向けに作られているものが多く、上手く染まらない可能性は高いです。
また、放置時間を長くすると多少は発色が高まりますが、頭皮や肌への負担も考慮しなければなりません。
カラーバターを購入する前に、口コミや公式サイトを確認しておくことをおすすめします。
【検証】マニックパニックを黒髪に使うとどうなる?

引用:Amazon
カラーバターで有名なマニックパニック。
カラーのバリエーションも豊富で、セルフで自由にヘアカラーを楽しむことができるんです。
ここからは、マニックパニックは黒髪に使うと染まるのか検証していきます。
検証の流れ
1. 黒髪の毛束と人気のカラー5種類を使用する
ロカベリーブルー、ウルトラヴァイオレット、ダークスター、ヴァンパイアレッド、ホットホットピンクを使用します。
2. ひとつずつハケで塗り、15分放置
水で濡らして水気を取ったあと、できるだけムラにならないよう、ハケでひとつずつ毛束を塗ります。
その後、すべて15分間放置。
3. 洗い流して毛束を乾かす
毛束を丁寧に水洗し、ドライヤーで乾かします。
染料が残っているとムラになる場合があるので、ご自身でカラーバターを使用するときもしっかりと流してくださいね。
検証結果
それでは結果を見ていきましょう。
こちらが5種類のカラーバターで染めた毛束です。
左からホットホットピンク、ヴァンパイアレッド、ロカベリーブルー、ウルトラヴァイオレット、ダークスターです。
パッと見だとほとんど染まっていないように見えますね。
1つずつみていきましょう。
ロカベリーブルー
遠目からみるとほとんど変わらないですが、光に当たるとほんのりブルーに見えます。
赤みが抑えられた印象に。
ウルトラヴァイオレット
5種類のカラーの中で一番染まりました。
黒髪でもほんのり紫みを感じられそうです。

右から染める前の毛束、染めた毛束
ダークスター
肉眼、光に当てても色の変化はわかりませんでした。
ある程度明るい髪色への使用がおすすめです。

右から染める前の毛束、染めた毛束
ヴァンパイアレッド
光に当たるとほんのり赤みがプラスされました。
周りにはほとんど気づかれないレベルだと思いましょう。

右から染める前の毛束、染めた毛束
ホットホットピンク
レッド同様、ほんのり赤みがプラスされました。
こちらも周りにはほとんど気づかれないレベルです。

右から染める前の毛束、染めた毛束
まとめ
カラーバターは髪をケアしながらセルフでカラーが楽しめるため、初心者の方にもおすすめです。
ただし、黒髪に使用すると上手く染まらない可能性が高いので注意してください。
理想のカラーにしたい場合は、ある程度明るい髪色に使用するようにしましょう。